こんにちは!今週のブログは宮城学院女子大学1年の淺沼千裕が担当させていただきます。
ついにSDLまで1ヶ月を切りました!!もっと先のことだと思っていましたが、色々なシミュレーションやリハーサルが増えてきて、遂に始まるのだなと改めて実感しております。楽しみと緊張が入り混じってどうも落ち着かないです…。
さて、今回の通常会議の内容は以下の通りです。
1.審査員勉強会part3
2.SDLの基本的な規約と流れの説明
3.各局ミーティング
4.諸連絡
まず審査員勉強会。3週に続く勉強会も今回が最後です。
今回はSDLアドバイザーと、その中でも特に小杉栄次郎さん、齋藤和哉さん、中田千彦さんについて詳しく勉強しました。発表してくださったのはましゅーさんです!
この場では小杉さん、齋藤さん、中田さんについて書かせていただきます。
小杉さんは東北大学工学部建築学科を卒業されて、2002年には内海彩さんと共に株式会社KUS一級建築士事務所を設立。建築設計・監修を中心に活動していらっしゃいます。
また、木を新しい材料として捉え、木材の新しい可能性を探る、NPO法人TeamTimberizeでも精力的に活動していらっしゃいます。
”timberize”とは“timber”という単語から考え出された造語ですが、そもそも”timber”とは人の手によって加工された材木や製材のことを意味するそうです。恥ずかしながら初耳でした!!会議での活動は建築はもちろんのこと、英語の勉強にもなります!
齋藤さんは東北工業大学大学院工学研究科建築学を修了後、阿部仁史アトリエ、次にティーハウス建築設計事務所に勤務し、2010年には齋藤和哉建築設計事務所を設立なさいました。現在は宮城学院女子大学と東北工業大学の非常勤講師もなさっていて個人的にも関わりのある方です!
建築作品としては平成27年度日事連建築賞 奨励賞を受賞した「八木山のハウス」が知られています。これは母屋の隣に建つ、第二の人生を迎えるご夫婦のために設計された平屋住宅です。独自のリズムを刻む個々の空間を組み合わせ、空間の「ゆらぎ」をつくり出すことを目指して計画されました。このような建築では空間の用途が限定されないため、住まい手が心地よさを感じる居場所を日々発見し、想像力の溢れる魅力的な生活が実現できるのではないかと考えているそうです。
居心地のいい場所は人それぞれ違うものですが、各々が日々家の中をうろうろして自分の居心地のいい場所探すのも楽しそうだななんて思いました!
中田さんは東京藝術大学美術部建築科を卒業した後、コロンビア大学建築・都市・歴史保存大学院建築修士課程を修了。さらにその後は京都造形芸術大学で准教授を務めたり、建築学生なら誰もが知るあの新建築社に勤務するなどの経歴を経て、現在は宮城大学で教授をなさっています。
2009年には、今回のSDLアドバイザーをしてくださっている小野田泰明さんや本江正成さん堀口徹さんたちと共に日本建築学会賞教育賞を共同受賞していらっしゃいます。
中田さんは、造形的に優れているものではなくそれからどのぐらいのダイアログが生まれるかということを重視しているそうです。自分の作品を見てくれた人たちの間での会話なんて考えてもみませんでした…。今後、ぜひ参考にさせていただきたい考えですね!
審査員勉強会の後は事務局局長の一条さんからSDLの基本的な規約と流れの説明がありました。この説明がSDL本格始動を改めて実感した要因のひとつでもあります!
まずは基本的な規約ですが、登録情報の取り扱いについてや免責事項など様々なルールがあることを初めて知りました!ですが、とても大切なことなので出展する方はきっと暗記するくらい繰り返し読んでいるのだと思います!
次に基本の流れの説明です。運営に関することなので詳細は控えさせていただきますが、説明中に強調して言われたことが、“SDLは出展者との深い信頼関係により成り立っている”ということです。その信頼関係を損なわないためにも、模型はもちろんのこと、模型を入れている箱も細心の注意を払って丁寧にお取り扱いいたします。
↑ 説明を終えて、SDLへの緊張と楽しみにより震えだす1年生たち
この後は各局mtgと諸連絡をして終了でした。
来週は最後の定例会です。
少しづつ“最後の”が増えてくる時期になったことを寂しく思いますが、SDL本番まで気を引き締めて頑張りましょう!
今週もご覧いただきありがとうございました!