20170802通常会議

 

こんばんは。台湾帰りのとんぺー2年菅原です。

みなさんは夏休みが始まりましたが、楽しんでいますか?

この前の通常会議は前期の最終回でしたね。

遅ればせながら、その日の様子をここに書こうと思います。

 

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(テスト期間で忙しいため、集まりはちらほら。)

 

 

 

まずは、通常会議の最終回にひらかれた、アーキバトルのファイナルラウンドです。対戦するのはBチームののりえと、Aチームのくうるの二人。そしてテーマは、文化施設についてです!

 

先攻はのりえ

文化施設は、文化的な教育をする施設のこと。でも、それだけでしょうか?調べてみると、いろいろな定義が見つかります。図書館とか劇場とかホールとか博物館とか…なにがなんやら。国土交通省によると、文化施設の中には水族館も含まれるらしいです。

そこで、今回は千葉県の鴨川シーワールドの中にあるトロピカルアイランドについて調べてくれました。トロピカルアイランドは熱帯のサンゴ環礁を6つのエリアに区切り、再現した世界でも珍しい展示施設だそうです。(http://www.kamogawa-seaworld.jp/aquarium/area/tropical_island.html)

水族館建築の特徴は、動物を飼育するための展示の内側、つまり非公開のところと、お客さんが展示を楽しむ展示の外側、つまり公開されたところの二つに分かれています。順路の動線については、一筆書きできることが推奨されているそうで、実際に水族館の断面図を見てみると一目瞭然です。

水族館の展示にはテーマがあって、テーマを動線に従って展開してゆきます。動線と断面が一緒になると、まるで海中を歩くような水族館の動線が出来上がります。入口からまるで海にダイブするような感覚を得られるそうです。

 

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このトロピカルアイランドでは、断面図でも平面図でも立面図でもなくてまず展開図が先行して考えられました。これはかなり僕にとって驚き。

断面図は特徴的で、フジツボのような箇所が設けられています。これは採光のためのもので、テントのようなかたちをしています。この鴨川シーワールドの建物にはそれぞれテーマがあり、それぞれがテーマに沿って工夫を凝らした動線計画になっているそうです。それは例えば、階を下っていくと、そこには深海魚が展示されているとか。

展示されている魚たちのほかにも、動線について気にしながらここを歩いてみるのも面白そうですね。

 

後攻、くうる

文化施設は、堅苦しく言うと色々あって掴みづらいけれど、簡単に言えば定義が広くてざっくりしたもの。例えば仙台市体育館(http://www.spf-sendai.jp/scg/)や、僕らの根城、せんだいメディアテーク(http://www.smt.jp/)も分類上は文化施設に入ります。

その一、ヘイダル・アリエフ・センター。どこまでが床でどこまでが壁だかわからない、脱構築主義の女史、故ザハ・ハディッドによるよる建築です。立地は、アゼルバイジャンの首都バクー。高校のとき地理で習いましたが、すっかりどこだか忘れていました…(http://www.zaha-hadid.com/architecture/heydar-aliyev-centre/)

ヘイダル・アリエフ・センターというのは、アゼルバイジャンの前大統領の名前を冠して命名されたそうです。外面だけではなく、内部もやっぱりぐにゃぐにゃ。美術館や図書館、カンファレンスセンターなどが入っています。デザインだけじゃない、動線計画だって事務所スタッフが頑張って作っています。

 

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ザハ・ハディッドの建築がうねうねとしている理由は、敷地の空間を軸線からの引きで捉えて設計しているからだそう。そしてそれを捻じ曲げていくことで、デザインに昇華させるそうです。よくザハの建築は周囲から浮きすぎるというので景観を損ねるものだと批判をくらっていますが、ザハ的には、その造形こそが、その敷地にとって、最も適した造形なのだそうです。ザハの建築はお高く付きますが、それもやはり軸線を大事につくっている結果だから。

いやぁ、難しい話ですね。けれど、建築はとても奥深いものだと思いませんか?みなさんもこの夏休みをつかって建築旅行に行ったり、本を読んだりしてみて下さい。きっと世界が広くなりますよ。

 

その二、九州芸文館。この建物は、隈研吾と日建設計による共同設計です。(http://www.kyushu-geibun.jp/)

機能はオーソドックス。けれど、本館から飛び火したような位置にあるアネックスがデザイン的には目の付け所です。

 

ラスト、その三は、名取市文化会館。仙台空港アクセス線、杜せきのした駅からは歩いて8分のところにあります。とても身近にある建築なので、ぜひ足を運んでみたいですね。設計者は槙文彦さん。(http://bunka.natori.or.jp/)

ダイナミックな構成は、階下へゆくほど大きくなっていきます。ここでは毎年5月に、わくわくパヴィリオンというイベントが催されています。このイベントは仙台高等専門学校の研究室を主体として行われているそうですが…なんと、その実行委員長は会議の高専4年、大沼亮太郎!彼はそんなことをやっていたんですね。

名取市文化会館の空間について。各スペースの容積、その大小のバランスが、シークエンス(空間展開)を発生させます。大規模な動線がワクワクを生み、用途の決められていない空間は、様々なアクティビティを許してくれます。そこでは子供たちが遊び方を自主的に考え、遊ぶことができます。

わくわくパヴィリオンは、初年度は来場者700人でスタートしました。来場者数は、年々増加中!次は5000人、やがては10000人だ!と、亮太郎が大胆に抱負を語ってくれましたね。こちらもぜひ要チェックです!

 

投票の結果は、Aチームくうるの勝利!そして、全8回を通じて行われたアーキバトルの総合優勝もくうる率いるAチームの勝利となりました。

 

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アーキバトルにエントリーしたメンバーには、記念品として各自希望の書籍が贈呈されました。

 

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アーキバトル、良かったですね。1年生は建築を学んでいく上で、よき糸口になったのではないでしょうか。アーキバトルは2年生、3年生にとっても、まだまだ知らないことに巡り合える絶好の機会です。後期もアーキバトルは開かれるかもしれません。ぜひ次を期待しましょう。

 

 

 

お次の議題は、毎週恒例シムライブ!

今週も目が離せない、海外渡航中の志村さんのドタバタがメディアテークのスクリーンに映りました。度(旅)を重ねるごとに、どんどん編集技術も上がっているような気がしますね…

 

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以上、前期最後の活動でした。

次回、後期一発目の通常会議は10月2日に開かれます。忘れずに来てくださいね!

会議の活動としては、まだツアーやキャンプが残っています。夏休みだって、会議メンバーと顔を合わせることができます。これで寂しくないですね。

 

 

 

それではみなさん、夏休みを満喫しましょう!

 

 

 

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投稿者: 仙台建築都市学生会議

仙台建築都市学生会議(通称:学生会議)とは仙台を中心に建築を学ぶ有志の学生(学部1~3年)が、大学の枠を超えて集まり、せんだいメディアテークを拠点に活動している建築学生団体です。主な活動として、設計のスキル向上のためのテーマ設計や即日設計、勉強会、レクチャー、建築イベントなどを行っており、毎年3月には、「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」をせんだいメディアテークと共同で開催しています。2001年のせんだいメディアテーク開館を機に設立されました。

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